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なんと、子供じゃなくて私自身がADHDと診断されました。
荒波に揉まれる毎日は、まるで冒険。

本ブログで提供する情報は、運営者である私個人の体験や考察に基づくものであり、医学的なアドバイスや診断を提供するものではありません。 ADHDの症状、診断、治療、薬の服用などに関しては、必ず医療機関を受診し、医師や専門家の指示に従ってください。本ブログの情報を参考にされる場合は、ご自身の判断と責任において行っていただきますようお願い申し上げます。

  1. 仕事・趣味/

休職中でも保育園に通わせられる?「疾病・障害」による保育の必要性の申請

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仕事と育児を両立させるために横たわったまま決意したADHDの受診、そして休職を選ばざるを得なくなったのが約半年前のことです。休職に至るまでの当時のことは下記の記事に詳細を書いています。

今回は、休職中の私が実際にどうやって子どもを保育園に通わせ続けているか、その手続きについてまとめます。同じように休職・療養中で「保育園を辞めさせなくてはならないのでは」と悩んでいる方の参考になればと思います。

「保育の必要性」は、就労していなくても認められることがある #

保育園を利用するには、自治体から「保育の必要性」の認定を受ける必要があります。この認定は「就労」しているかどうかだけで決まるものではありません。保護者の疾病や障害も、保育を必要とする事由の一つとして扱われています。

つまり、休職中で就労していない状態でも、疾病や障害によって育児が困難だと認められれば、保育園の利用を継続できる可能性があるということです。私自身、休職に入ったタイミングで「仕事をしていないなら保育園を辞めなければいけないのでは」と不安になりましたが、この制度のおかげで通わせ続けることができています。

ただし、保育の必要性の認定基準や運用は自治体によって差があります。この記事で書く内容は私が住んでいる自治体・利用している施設での実例なので、実際に申請する際は、必ずお住まいの自治体の窓口に確認してください。

実際にやった手続き #

私の子どもたちが通っているのは認可外保育園です。休職に伴って、就労を理由にした認定から、疾病・障害を理由にした認定に切り替える必要がありました。

やったことは、大きく分けて2つです。

① 主治医に診断書を書いてもらう まず、主治医に事情を説明して診断書の作成を依頼しました。特別な様式が必要なのではと身構えていましたが、病院が普段使っている診断書の形式で問題ありませんでした。

② 診断書を園と自治体の両方に提出する できあがった診断書は、通っている保育園だけでなく、自治体にも提出が必要でした。園に出せば終わりだと思っていたので、ここは少し意外でした。認可外保育園を利用する場合の「施設等利用給付認定」は自治体が認定するものなので、当然と言えば当然なのですが、初めて手続きする身としては、どこに何を出せばいいのか把握するまでに少し時間がかかりました。

費用面では、診断書代がかかります。金額は病院によって異なると思いますが、手続きそのものとしては、書類を2箇所に提出するだけなので、難易度自体は高くありません。

……とはいえ、この「難しくない」という手続きすら、当時の私にはかなりの負荷でした。保育園を続けられるかを調べることから始まり、自治体に問い合わせ、必要書類を揃える、提出先を間違えないようにする。ADHDにとっては、こうした「難しくないはずのこと」が始められない・終わらせられないことがあります。
これから同じ手続きをする方は、休職するだけの負荷がすでにかかっている状態です。気負わずにできれば家族や周囲に手伝ってもらいながら進めることをおすすめします。

それでも無理。保育園に預けられているのにキャパオーバーだった #

制度のおかげで保育園に通わせ続けることはできています。しかし、それで生活が楽になったかというと、そうではありませんでした。

休職して仕事という重荷を一旦脇に置けば、徐々に生活を立て直せるだろうと思っていました。実際は逆で、「仕事がない状態でも、日常生活だけでキャパシティが限界に達している」という現実が浮き彫りになっただけでした。

育児にはずっと余裕がない。子供がいる朝晩の時間帯は常に「自分+子供2人」の合計3人分の行動を脳内でシミュレートし続けなければなりません。

管理職でディレクターもやってたので仕事では確かに部下数人持って案件やってたのですが、部下は社会人なので大人の脳みそを持っている。指示をあたえれば、大体は自分で行動や判断もできます。仕事というレールもあるうえなので、ある程度成り行きにもでき、常に様子を伺ってる必要もありません。自分の仕事に集中できる時間も確保できます。

でも、育児となると、自分で安全性も保てない・スプーンさえ使えないような子供を2人も見るわけです。イレギュラーの発生もめちゃくちゃある。対応しきれません。

送り迎えだけでも大変

仕事がなくても朝の時点で気力と体力が尽きる #

朝は6時半に目覚ましが鳴っても体を起こせず、実際に起きるのは7時頃。食事が始まる頃には8時近く、身支度を終えて家を出る頃には9時を過ぎている。そんな状態で子どもを送り出した時点で、その日一日分の精神的・肉体的エネルギーを使い果たしていることもしばしばです。

保育園という制度に助けられていても、休職中の生活そのものがすでに限界に近い。これが今の実情です。

復職はできるのか #

復職の目安としてよく言われるのが、「仕事に充てられるまとまった時間を確保できるか」です。しかし今の私には、週20時間の作業時間を捻出することすら難しい状況が続いています。

家事そのものへの苦手意識に加えて、始めるまでに時間がかかる、途中で集中が切れる、といったADHDの特性が重なり、日常生活を回すだけで一日が終わってしまいます。「仕事をしていないのに、なぜこれだけしか時間が残っていないのか」と自問することもありますが、私にとって日常生活を維持すること自体が、すでに高コストなタスクになっているのだと思います。

今の私は、脳内リソースの9割以上を家事と育児に使い切っています。空いている余力で仕事をこなせる状態ではなく、復職という選択肢は現実的に「無」に近いというのが正直なところです。

休職で変わったこと、変わらなかったこと #

半年以上休職して、私自身は大きくは変わりませんでした。強いて言うなら、「自分は全部をこなせる人間にはなれない」とメタ認知できるようになったことくらいです。

ADHDは生まれつきの脳の機能的な特性なので、半年休んでも根本のつくりが変わるわけではありません。ただ、当時の私が生活の中で削れるものが「仕事」しかなかっただけで、それを削ったことで、なんとか生きていける状態には近づいており、休職の制度・保育園のありがたさを実感しています。

今回は「保育の必要性」という制度に助けられて、子どもを保育園に通わせながら休職を続けられていることをお伝えしました。同じように休職や療養を検討している方の選択肢の一つとして、知っておいてもらえたらと思います。もし今、生活が立ち行かないほどしんどいという方がいれば、一人で抱えず、今すぐ専門医に相談してください。


免責事項 #

本ブログで提供する情報は、運営者である私個人の体験や考察に基づくものであり、医学的・行政手続き上のアドバイスを提供するものではありません。保育の必要性の認定基準や必要書類、手続きの詳細は自治体・施設によって異なります。実際に申請を検討される場合は、お住まいの自治体の窓口や利用中の保育施設に直接ご確認ください。ADHDの症状、診断、治療に関しても、必ず医療機関を受診し、医師や専門家の指示に従ってください。