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なんと、子供じゃなくて私自身がADHDと診断されました。
荒波に揉まれる毎日は、まるで冒険。

本ブログで提供する情報は、運営者である私個人の体験や考察に基づくものであり、医学的なアドバイスや診断を提供するものではありません。 ADHDの症状、診断、治療、薬の服用などに関しては、必ず医療機関を受診し、医師や専門家の指示に従ってください。本ブログの情報を参考にされる場合は、ご自身の判断と責任において行っていただきますようお願い申し上げます。

  1. ADHDの暮らし/

【体験談】低WMI/PSIのADHDが苦手な「料理」→ホットクック導入してみた結果

自身がADHDと診断されている、2児の母です。子供たちの為にも日々苦手な家事をなんとかやろうと奮闘しています。今回は中でも苦手な料理についてお話します。

私はWAIS検査で一番高かった知覚推理と比較してワーキングメモリ(WMI)と処理速度(PSI)が約30も低く、それがどのように影響しているのか対処法についても考えていきます。
また、購入から約1年半が経ったホットクックについて、ADHDの私が助けられている部分・関係ない部分を解説していきます。

ぜひ料理が苦手なADHDの方に読んでいただき、私の経験がご参考になれば幸いです。

料理の「段取り」は、ADHDの敵「マルチタスク」そのものだ #

マルチタスクが苦手で複数の作業を並行して行えない
(―「大人の発達障害ナビ」忘れ物が多い、ミスが多いADHDの特性)

というのもADHDによくある困りごと。私も苦手です。

普通に料理をするとき、「まず肉を炒めて、一旦皿に避けてから次に野菜を加えて、その間に調味料を混ぜておいて…」のようなマルチタスクだらけの段取りが発生します。

この「同時進行で複数の工程を頭の中で管理する」というのが、私にとってはものすごく負担が大きいです。

処理速度の低さは料理の作業に直結する #

処理速度指標(PSI)が低い場合
視覚情報を素早く処理したり、その情報に基づいた作業を時間内に終わらせたりすることが難しいことを示しています。
(—「LITALICOキャリア」WISC-IV知能検査の見方と活用方法)

全ての工程において処理速度が追いつかないもどかしさがありますが、レシピを見て、作業して、という往復にこの処理速度が一番関係しているように思います。
また、私は特に野菜などを切る作業で時間がかかることにストレスがあります。

ワーキングメモリと処理速度が弱いと、次に何をするか、今どの工程まで進んだかを保持しておくこと自体がしんどい。レシピを見て記憶した次の工程が、菜箸持った瞬間吹き飛んでいきます。

一品作るだけで頭が疲れてぐったり。「もう作りたくない」となるのも当たり前です。

ホットクックは料理苦手ADHDを多少救う #

もう料理したくない!でも、子どもの為に自炊にしたい…そんな葛藤の末、少しでも料理が楽になればと思い、約1年半前に購入したのがホットクックです。

ホットクックは、材料を入れてボタンを押せば、あとは機械が勝手に加熱・かき混ぜをしてくれます。火も使わないので消し忘れがありません。また、「次に何を入れるんだっけ」と考える必要がほぼなくなります。

この段取りからの解放が、私にとってのホットクックの真価でした。時短というより、「頭を使わなくていい」が、消耗を抑えてくれます。

ただ、これは逆に言うと、材料を入れるタイミングが一律という制限でもあります。普段から料理をしている人だと、「これは順番に入れたほうが美味しいのに!」となるかもしれません。私ですら、「根菜は水から!葉物は沸騰してから!!!」みたいな固定概念があり、最初は全部一気に入れるというそのものに抵抗が強くストレスでした。これは、「ホットクックとはそういうもの」という新ルールを自分に設けることで克服できました。

それと、私の夫もですが、料理できる人のマルチタスクはさらに上を行っていて、スープを作ってる間にメインの肉料理も進行していつの間にか数品出来上がってるみたいな…料理ってマルチタスクできればできるほど捗るんですよね。しかし、ホットクックを使えば、一品目の材料をホットクックに入れて後の作業を丸投げすることで次の作業がシングルタスクに変わります。もう一品作っておこう!ということも簡単になり、料理ができる人と似たような時間の使い方もできます。

ADHDの料理あるあるとホットクックの相性 #

私もよくやってしまう料理においてのADHDあるあるが「ホットクックで対処できるものなのか?」をまとめました。ホットクックがないという人のために、私もやっている他の対処法も書いていますので、参考にしてください。

よくやってしまうこと ホットクックの効果 他の対処法
「あれ?今大さじ2だっけ?3入れた?」 声に出して数える
レシピのどの工程まで進んだか忘れる すべての材料を一度に入れる料理がほとんどなので、複雑な工程はほぼない 紙に印刷してチェックを付ける。
タイマーのセット忘れ 調理時間が終わったら音声で教えてくれるが、そもそもスタートを押し忘れる可能性も。 スマートスピーカーに、声で指示する。
使った調味料を片付け忘れて落とす・こぼす 蓋だけは閉める。片付けは料理終わった後に点検。
火をつけっぱなしで忘れてしまう セットで換気扇を付けると、音でわかりやすい。
調理器具等をシンクにためてしまう 釜はもちろん、食材カットや計量にも調理器具を使用します。 食洗機を使う。
食材カットに時間がかかる ホットクックは煮込み料理が得意→大きめに切ってもOK カット野菜を使う。

ADHDの私がホットクックでよく作る料理は? #

公式レシピのポトフです。
これさえ作れば野菜が摂れる、主婦の味方です。一度に大量につくっておけば4人家族で2日くらいもつので、水位MAXまでお水を入れます。調味料はザザッと適当に食材に味を染み込むかな〜?くらいに入れておけばOK、後は出来上がった後に味を調整します。
何が気に入っているかと言うと、野菜はザックリと切ればいいだけだからです。切る作業に時間がかかる私にとって、大助かりです。

おすすめオリジナルレシピ「名もなき煮込み料理」 #

段取りがいらないホットクックの良さを一番実感できるのが、この作り方です。

  1. 手羽元などカットのいらない肉を釜にそのままぶち込む。
  2. 葉物野菜を、釜の上でキッチンバサミでザクザク切りながら投入する(まな板いらず)
  3. (しらたきがあれば、袋の水を捨て、袋に水を入れを繰り返してすすぎ、釜に投入。気が向いたらキッチンバサミで切っても良い。)
  4. 醤油と料理酒を1:1で入れる
  5. あとはボタンを押すだけ

計量も細かい下ごしらえもほぼ必要なく、洗い物もまな板を使わない分少なく済みます。レシピというほどでもないですが、我が家ではこれが定番になっています。

後はごはんがあれば炭水化物・タンパク質・野菜が揃って、晩ごはんにちょうどいいです。

洗い物したくないときの裏技→サラダチキン作ってしまえ #

もう一つ、地味に助かっているのが公式レシピのサラダチキンです。

煮込み料理などを作ったあと、釜に油汚れが残って洗うのが面倒だなと感じたときは、続けてホットクック公式レシピのサラダチキンを作ります。すると、その過程で釜の中の油汚れが一緒に落ちてくれて、最後はさっと洗うだけで済みます。

「洗い物を減らすために、もう一品作る」というのは一見遠回りに見えるかもしれませんが、ADHD的には「面倒な洗い物」という一つのタスクを先延ばしにするより、機械に任せられる工程を挟んで結果的に負担を減らす、という考え方は結構理にかなっていると感じています。

何より、このレシピ、ジップロックに肉突っ込んで釜に水とぶち込むだけなのに、やわらか〜く仕上がって美味しいです。
洗い物&美味しさの一石二鳥な感じが、不足しがちなドーパミンを補ってくれて素晴らしいです。

サラダチキンがあれば、パンとトマトを添えて、子供たちの朝食にも。

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まとめ #

ホットクックは「時短家電」として紹介されることが多いですが、私にとっての本当の価値は、段取りを考える負担そのものをなくしてくれることでした。

料理が劇的に楽になったわけではないですが、「ホットクックで〇〇つくればいいか」と思えるので、買物にしても献立にしても、考えることが少なくなります。
忙しなく動き続けるADHDな頭の中をすっきりさせてくれる存在です、これからも頼っていきたいと思います。


本ブログで提供する情報は、運営者である私個人の体験や考察に基づくものであり、専門的なアドバイスを提供するものではありません。ご自身の判断と責任において参考にしていただきますようお願いいたします。