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なんと、子供じゃなくて私自身がADHDと診断されました。
荒波に揉まれる毎日は、まるで冒険。

本ブログで提供する情報は、運営者である私個人の体験や考察に基づくものであり、医学的なアドバイスや診断を提供するものではありません。 ADHDの症状、診断、治療、薬の服用などに関しては、必ず医療機関を受診し、医師や専門家の指示に従ってください。本ブログの情報を参考にされる場合は、ご自身の判断と責任において行っていただきますようお願い申し上げます。

  1. 仕事・趣味/

【ADHD持ち30代限界ワーママ】具体的な日常サイクルと休職の要因

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可愛い盛りの3歳児と1歳児。リモート・フレックス・週休3日と充実した条件の揃った職場に、家事育児が得意な夫。そこに潜んでいたADHDという爆弾とは…。

恵まれた環境下での日常でスペシャルライフ送ってそうな私が隠し持っている発達障害について、受診を決意した理由やどんな流れで診断されたかを前回まで語ってきましたが、今回は私がなんで倒れてしまったかを書きます。

転職と新しい環境 #

8ヶ月前、私は新しい職場に転職しました。クリエイティブ系の職種で今までの経験を活かしたものですが、全く未経験の別業界にチャレンジする形でした。働き方としては、週休3日・フルフレックス・リモート勤務が可能で、家庭との両立にも柔軟な制度が整っていると感じていました。

しかし、制度と実態は必ずしも一致しません。管理職という立場に対する責任感と、「いつでも仕事ができる」環境が、逆にプレッシャーを生むことになりました。また、前の職場での癖がいつまでも抜けず、8ヶ月経ってもまだ今の職場の進行やクリエイティブの傾向に慣れていません。職種は同じであっても、やはり業界が異なればターゲット層や求められるものが全く違っているので、小手先では通用しない感があります。

こういう環境で働いている前提で、生活サイクルを見てみます。

倒れる前の具体的な生活サイクル #

  • 平日(仕事の日)
    • 朝4〜5時に子どもに起こされ遊び相手をする
    • 子どもたちに朝食を食べさせる(朝食準備は夫→この辺りの時間に出社)
    • 子どもたち着替え・保育園の持ち物準備・連絡帳
    • (ここで子どもの爪切ってないことに気づいたりする)
    • 自分の洗顔して着替えて帽子をかぶる(髪は軽くとかすだけ)
    • 出かける
    • と思いきや、あれ忘れたこれ忘れたで玄関とリビングを行き来
    • 保育園に子どもたち送る
    • 保育園から帰宅して朝食を片付けながら自分の朝食を軽くとる
    • 洗濯(できないときもある)
    • 洗濯終わらないまま仕事開始
    • お昼ごはんは忙しければスルー
    • 仕事終わり
    • ごはん炊いたり、終わってない洗濯やる
    • 保育園へお迎え
    • 夕食準備(作り置き温めるだけ)
    • 子どもたちに夕食食べさせる(この前後で夫帰宅)
    • 子どもたちに歯磨きやネブライザーさせながら大人の食事
    • 夫が子どもを順番にお風呂入れるので私は上がった順に子どもを保湿
    • 子ども2人を大人2人がかりで寝かしつけ
    • (大体寝落ち)
    • 運良く起きられたら夕食の片付け
    • 残った仕事をする
    • お風呂は体力次第で入ったり入らなかったり
    • 歯磨きして寝る
  • 平日(仕事休みの日)
    • (保育園送るまでは仕事の日と同じ流れ)
    • その足で1週間分の食材(牛乳2L×3本含む)の買い出しへ
    • 帰宅後朝食片付けながら自分の朝食を軽くとる
    • 洗濯
    • 1時間くらい仮眠
    • 昼食
    • おかずの作り置き(2品+汁もの)
    • (保育園お迎え以降は仕事の日と同じ流れで、仕事ない分早く寝る)
  • 休日
    • 朝4〜5時に子どもに起こされ遊び相手(子どもは休日という概念がない)
    • 子どもたちに朝食を食べさせながら大人も食事
    • お出かけもしくは自宅で子どもと遊ぶ
    • 夫と交代で仮眠とったりする
    • (子どもたちに夕食食べさせるあたりから大体平日と同じ流れ)

週休3日・リモートの恩恵を活かせずフル稼働してました。

それでも休日は夫にほぼ全ての家事をやってもらってます。他のワーママは一体どうやってこれを回しているんだ

さらに、私を蝕んだ要因を解説します。

上司との関係とストレス #

新しい職場では、私よりも経験のある上司と日常的にやり取りをする必要がありました。クリエイティブに関する指示の多くは、私にとって必ずしも納得できるものではなく、感覚的に共感できない部分も多くありました。

その一方で、自分が管理職であるにもかかわらず、日々の業務の中で「基本的なこと」について繰り返し修正を求められる状況が続きました。指摘されるたびに、「まだ信用されていない」「この立場に見合っていない」と感じ、自信を削られていく感覚がありました。

育児と体調不良の連鎖 #

私たちには、3歳と1歳の子どもがいます。保育園に通ってはいるものの、子どもたちが交互に風邪を引くようになり、預けられない日が増えていきました。夫は転職したばかりで有給がないので、私が仕事を休むしかありませんでした。子どもたちの風邪は夫にもうつり、さらに私も体調を崩すという流れでした。誰かが治ったと思えば、また別の誰かが発熱し、それが2ヶ月連続で繰り返されました。

夫が体調不良のときはだいたい休日で、保育園は休園日なので結局ワンオペになりました(夫もしんどいながらにできる範囲で助けてはくれましたが)。

リモート・フレックスであるがゆえにどこかの空き時間で仕事をしたいと考えながら1日を過ごし、なかなかに疲労感を抉ってきました。やっと仕事ができるかなと23時をすぎてからパソコンを開き、やっと集中できると思った矢先にどちらかの子が泣き出す場面も。子どもって体調崩すとすぐ起きちゃうんですよね。

業務は遅れるばかりで、休みを取るにも後ろめたさがありました。

また、1歳児のイヤイヤ期が早くも始まり、特に食事の時間はいつも削られていました。スプーンを自分で持ちたがり、大人が持つと癇癪を起こす。もう1本スプーン持ってきたところで、二刀流のイヤイヤ赤ちゃんに進化するだけなので状況は変わりません。すっごい散らかるし、時間かかります。おやつにリンゴ食べるだけで1時間かかったこともありました。

家事・育児の分担と変化 #

夫は家事や育児においても積極的に動いてくれるタイプです。子どもが生まれてから、私が仕事をしている間も率先して育児をこなしてくれました。しかし、2ヶ月前に夫も転職し、慣れない職場での対応に集中せざるを得ない状況になりました。

その結果、これまで夫に任せていた役割の多くが私に回ってきました。最初はなんとか乗り切ろうと努力しましたが、もともと家事も苦手で、さらに仕事との両立となると、すぐに限界が見えてきました。

特性による困難とADHDの診断 #

生活の中では、ADHDの特性によって生じる困りごとを日々自覚していました。たとえば、家事の手順が頭でわかっていても身体が動かない、優先順位がつけられない、些細な予定を忘れてしまう、といったことが頻繁に起こります。

具体的には、調理しようとして、野菜をどう切ればいいか・縦横どっちから切るかなどで悩み始め、全然手が動かない感じです。これ、当事者めちゃくちゃ真剣なんですが、文章にしてみるとコントっぽくて面白いですね。

職場では、複数のタスクを並行して管理し、判断と指示を出していく必要がありますが、その一つひとつに集中力が分断され、思考が途中で止まるような感覚がありました。以前の職場では、私は立ち上げメンバーだったので、自分のやりやすいように時間をかけてルール化し、適した管理ツールも色々試せたので熟せていた部分です。

そのような状況の中で、1ヶ月前に受けたクリニックでの診察を通じて、ADHDと診断されました。医師との相談の中で、休職という選択肢が提案されましたが、当初は仕事の調整は無理だと思ったし、夫にも相談しようと思い、診断書はもらいませんでした。(診断に至る経緯は過去記事に記載しています)

私はそもそも、退職や休職を選ばなくても生活を送っていけるようにと病院に行ったはずでした。

するしかなかった休職 #

しかし、みるみるうちに状況は悪化していき、結果として、私は休職を選ばざるを得ない状況になりました。

家庭の状況、体調の不安定さ、職場でのプレッシャー、そしてADHDの特性による困難。それらが重なり、気がついたときには仕事に取り組む気力や体力が枯渇し、朝、保育園に子どもたちを預けて自宅に戻ると家事も仕事もせず倒れ込んでしまうことが数日続きました。(そもそも保育園行くのも準備が終わらないし忘れ物取りに行ったり来たりするわで必死だったり)

初診から3週間、診断書の発行を主治医にお願いしました。診断書の病名はADHDではなく「適応障害」と記載されていました。職場との調整を考慮した配慮だと思います。

休職を決意してから現在 #

今は子どもたちも健康で平日は保育園に預けており、仕事をやらなくていいので、最低限の家事をしながら、こうして自分の状態を記録して確認したりしています。

また、万が一復帰後にやはり現在の職場での仕事が困難だった場合に備え、フリーランスとクリエイターとしての市場調査をおこなったりしています。

どれも自分のペースで行えるので、プレッシャーがなくなった分、動ける時間が長くなってきました。この動ける時間は、壊れてしまった生活の立て直しのために存分に活用し、ただ、過集中になりがちな特性も理解しながらきちんと休むことも意識したいです。

不安がないわけではないものの、今現在としては、休職してよかったです。

2026年1月27日追記

休職から半年経った現状について記事を書きました。

免責事項 #

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ADHDの症状、診断、治療、薬の服用などに関しては、必ず医療機関を受診し、医師や専門家の指示に従ってください。
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